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2005.09.27 (Tue)

従兄妹の事

告別式に参列してきました。

色々とあって、精神的にも、肉体的にもこたえました。

なんていうか...    ぼーっとしています。
あれから幾日かは過ぎましたが、まだ脳が考える事を拒否しているような感じです。 思考回路停止状態。
傍目には、ごく普通に日常を送っている様に見えますが、実は張りぼて。
中身はすっからかん。
何をやっていても現実感が伴わないでいます。

しばらくはこんな調子ですが、どうぞご勘弁下さい。

【More・・・】



母方の従兄妹が他界しました。 39歳でした。

小さい頃の私達は仲良しで、私を含め姉弟は、従兄妹の住む東京へ遊びに行くのが大好きでした。
離れて暮らしていたのでそう頻繁には会えなかったけれど、小さな頃の記憶の大半は、従兄妹と過ごした日々で埋まっています。

一時離れていたけれど、祖母の葬儀で再会、以後は離れていた時間を埋めるように、昔のままの気持ちで、メールをやり取りしていました。


その従兄妹が、2003年1月に “ 急性骨髄性白血病 ”と診断され、その後、“ 骨髄異型性症候群 ”である事が判明。
以後、2年9ヶ月に亘って闘病生活を余儀なくされました。

発症してからの2年9ヶ月は、その半分以上が、病院での辛い治療でした。
確実に治ると言い切れない難しい病気、終わりの見えない辛い治療...

それでも、従兄妹は、どんな時でも諦めませんでした。
化学療法では中々効果が上がらず、寛解できずに辛い思いをしていた時、ドナーが中々見つからず、臍帯血移植になった時、移植後、再発してしまった時...

何度となく、絶望の淵に立たされ、心の弱い人なら自ら生きる事をやめてしまおうかとも思うような時でも、従兄妹は決して“ 生きる事 ”への希望を捨てる事はありませんでした。

やっとのことでドナーが見つかり、骨髄移植をし、着床するまで地獄の苦しみを味わい、退院の兆しが見え始めて、家族共々喜んでいた矢先、血液検査で移植が失敗だった事を知らされ...

本当に、慰めも、勇気付ける言葉も見つかりませんでした。

心の底から“ 大丈夫だよ、きっと治るよ ”と言ってあげたいけれど...
その言葉の中に、1%でも躊躇いが含まれていたら、敏感になっている病人は直ぐに見抜いてしまうから、どんな言葉も全部口先だけに感じられて、結局何も言ってあげられませんでした。

医者から聞かされる絶望的な生存確率に、身内にも重苦しい空気が流れていました。

それでも、従兄妹は諦めませんでした。

もう身体がボロボロで、酸素マスクでの呼吸もやっとの状態の中、
“ きついな... もうだめかな...? でも、まだわかんないよ... ”
そう繰り返していたそうです。
最後の瞬間までずっと...


息を引き取る前日、久しぶりにお見舞いに行って言葉を交わしました。
それが最後になってしまうとはその時は思いもせず、相変わらずなにも気の利いたことが言えないまま、そのまま部屋を後にしました。

あの時、もっと勇気付けてあげられていたら...

それでも、言葉を交わせただけ良かったのだとそう思うようにしています。
母と姉は病院まで足を運んでおきながら、言葉はおろか、顔を見ることも出来ずにそのまま帰ることになってしまって...
きっと、悔やんでも、悔やみきれないでしょう。

本当に、ある程度の覚悟があったとはいえ、こんなに急だと、なかなか現実を受け入れる事が出来ないものなのですね...


私が見た、従兄妹の最後の顔は、辛く、苦しい戦いを終えた後とは思えないほど、静かで穏やかでした。


様々な苦しみから解放された今、安らかに眠れるように、残された私たちは従兄妹に心配をかけることがない様、毎日を精一杯、生きていかなければと思います。



歳が歳だけに、仕方がないことなのかもしれないけれど...
しばらく、お葬式には参列したくありません。

大事な、大好きな皆さん、お願いします。
どうか、元気に、長生きしてください。
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EDIT  |  16:49  |  非日常  |  TB(0)  |  CM(7)  |  Top↑

*Comment

こんにちは。
お辛い時期ですね。お気持ちお察し致します。
私も今年の4月に親友を同じ病で亡くしました。1年4ヶ月の闘病生活の末でした。骨髄移植も受けたのですが・・・

私がブログを始めたきっかけの1つが親友の死でした。友を失って、何か出来ることはないか・・と思ったことからでした。かと言って、彼女の闘病記を綴るのも何か違うような気がして・・・
(ブログの【Requiem】というカテゴリーに色々と書いています。)
彼女も大の猫好きでした。

私も親友に、
恥じない人生を送りたいと
思えるようになりました。
キャラメルのしもべ |  2005.09.27(火) 18:18 |  URL |  【コメント編集】

にゃん・びーさん、御帰り。!

これからも、チョク・チョク御邪魔させて頂こうと、思っています。
今日は(?)、手短に(?)(?)、この辺で失礼します。

其れでは又、御邪魔させて頂いた時に、宜しく御願い致します。
タコ |  2005.09.27(火) 22:17 |  URL |  【コメント編集】

♪管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2005.09.27(火) 23:53 |   |  【コメント編集】

遅ればせながら・・・・
お悔やみ申し上げます。

39歳 自分と同じぐらいの年齢で
お亡くなりになられ さぞかし残念だったろうと思います。

先日 私も従弟のことを文章にしたので 共感してしまいました。


きんたろう |  2005.09.28(水) 11:03 |  URL |  【コメント編集】

皆様
ご心配をおかけしております。
親身なコメント、ありがとうございました。
正直、まだ頭の中の整理が上手くつきません。
皆様へのお返事は、明日改めてさせていただきます。
大変失礼かと思いますが、一つ宜しくお願い致します。m(__)m
にゃん・びー |  2005.09.28(水) 23:38 |  URL |  【コメント編集】

改めて、返事を書かせていただきますね

キャラメルのしもべ様

【Requiem】 全て読ませていただきました。
こんなに身近にこの病気と係わっていた方がいらしたと知って、とても
驚いています。
従兄妹の病気を知ってから、色々とネットで調べ、情報を送っていましたが
それでもまだ、もっと何か出来たことがあったのではないか、と交わした
メールを読み返しつつ今も自問自答しています。
臍帯血移植、骨髄移植、後はリンパ移植しか残されていなかったのです
が、そこまで身体が持たなくて...
それでも、納得の行くまで転院を繰り返し、骨髄の提供も得られての結果
なので、天命と思う以外ないのでしょうね...
主治医の方の話では“ リンパ移植をしても、良くなる可能性は低い ”と
いうことだったので、もう、これ以上苦しむ事はないと、誰かが解放して
くれたのだと思うようにしています。

それでも、まだまだ生きていて欲しかった。
身体が、温もりがそこにあるだけでもいい。息をしていてくれるだけでいい。
...エゴだって、分かっているんですけどね。

なんだか、まだぐじゃぐじゃしていて上手くかけません。ごめんなさい。
コメント、ありがとうございました。

タコ様

いつも、親身になったコメント、ありがとうございます。
今はまだ、中々受け入れることが出来ないでいますが、段々と全てを受け
入れ、尚且つ前向きに考える事が出来るようになる日が来ると思います。
にゃんとびびが気持ちを後押ししてくれると思います。
ご心配おかけしてすみませんでした。

きんたろう様

>先日 私も従弟のことを文章にしたので 共感してしまいました。

拝見させていただきました。
従兄妹って不思議ですね。 血が呼ぶのでしょうか?
どんなに離れていても、会った瞬間直ぐに仲良くなれる。
兄弟とは違う、身内であり、友達でもあり...
修学旅行の内容なんかはまるで覚えていないくせに、従兄妹と遊んだ記憶
は今でもとても鮮明に思い描く事が出来ます。
感受性を分かち合ってきた同士のような...?

今はそんな事を思い返すのも切ないです。

ただ... 悲しいかな、人間には、辛い事はすべて“ 忘れる ”という自己
防衛本能が働くのですよね...

忘れてしまうのではなく、自分の中で何とか、良い様に消化していけたら、
と思います。

年齢的に、これからもっともっと身内との別れを経験していく事になる
のでしょうが、今は恐ろしくて考えたくないですね。
人格が崩壊してしまいそうな気がします。

にゃん・びー |  2005.09.30(金) 09:23 |  URL |  【コメント編集】

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 |  2005.10.01(土) 03:21 |   |  【コメント編集】

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